【最高72位】戦略的TOD

みなさんこんにちは。

シーズン2中盤~終盤で辛うじて最高72位まで達成出来たので記しておきたいと思います。最終日に数戦やったら3連敗して萎えたので多分600位ぐらいだと思いますが

 

・はじめに

当記事は意図的なTODを勝ち筋とするため、苦手な方はブラウザバックを推奨します。

 


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・構築までの経緯

TODとは·····タイムオーバーデスの略。

総合時間の15分が残り0分となった時に、

①残ったポケモンの残数

②残りHP合計/最大HPの合計 

③総HP合計

で勝敗が決まります。

 

このシステムが良いか悪いかは置いといて、本来の相手のポケモンを全て倒したら勝ち、という概念を捨て、残り時間を枯らしたい。そう思うことはありませんか?僕はあります。

そこで、通せん坊カビゴンを使い、ドヒドやヌオーやブラッキーTODキメたろ!と考えTODのことばかり考えながら2月を過ごしてきました。

 

雑に初手にギャラやパルシェンを投げ、引いてくるドヒドヌオーブラッキーあたりを見てからカビゴンバック、通せん坊ggでもそれなりに通ってはいたが、大きな課題がそこにはありました。

 

1つ目は、カビゴンが周知されはじめたことでした。どこぞの動画サイトにも上がっていたらしく、カビゴンの通せん坊ケアで一応引く、という動きをされる試合が何度もありました。

 

2つ目は選出したはいいものの、相手にそもそも選出されず2vs3になってしまう(単体性能が低いため、だし負けると起点にされてしまう)点でした。

 

ここで僕は気付きました。

 

最初から一体で一体をハメてTODはとても頭が悪い

 

何もTODしなくとも受け破壊の悪巧みサザンや剣舞ゴリランダーなど諸々の方が当然単体性能が高い。

 

だったら最初から積み構築にしてしまえば良いのでは?

 

そして壁オーロンゲ+積みの構築が完成し、欠伸展開にも見えるため通せん坊カビゴンをぶち込みました。すると、オーロンゲ対面で遅延をされることに着目し、これを逆に利用してTODすることを考えました。

 

オーロンゲがなかなか倒されないのならアッキ龍舞バトンドラパルトにバック→バトン(ドリュウズ)の流れを作れるとなんと残数が3残るのです。

 

つまり、vs対面構築では型破りAS+‪α‬上昇の最強ドリュウズが全てを破壊、ヒトムガアやドヒドナットのようなサイクルの場合は、ドリュのダイマターンを凌ぐために誰かを切らせる(ここで残数有利)とこちらはアーマーガアやナットレイは倒せないが、こちらも倒されなければ勝ちです。なのでダイマックスを切るあたりから無駄に時間を使ってバレないようにTODを目指しながら攻撃をします。

窮屈そうに見えますがドラパルト引き→鬼火でボディプレス無効のためこちらが倒されず判定勝ち、などのムーブは頻発していました。

 

最後にケアされるカビゴンを解雇し、黒い眼差しブラッキーに変更し構築が完成しました。

 

・個体解説


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ドラパルト@アッキのみ クリアボディ

185(172)-145(36)-139↑(252)-x↓-96(4)-168(44)

竜の舞/ドラゴンアロー/鬼火/バトンタッチ 

 

調整は忘れました。壁貼らなくとも物理相手であれば起点に出来る。

オーロンゲから引いてドラパルト投げをしてもあまり損をしないようアッキは確定。

 

 


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オーロンゲ@光の粘土 悪戯心

201(244)-140-128↑(252)-x↓-95-82(12)

光の壁/リフレクター/挑発/ソウルクラッシュ

 

Bに振ってるのはカバ対面挑発から入り、地震+壁地震×2を耐えて、再び挑発打つターンに落ちるためです。

 

 


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ドリュウズ@ラムのみ 型破り

192(52)-181(204)-80-x↓-85-154↑(252)

剣の舞/地震/アイアンヘッド/シャドークロー

 

宇宙最強のポケモン。欠伸ポケモン全てを起点にする。型破りダイホロウも打てるので場合によってはアーマーガアを正面突破できたりもする。バトンしてから剣舞打てる時は強気に打つが、バトン失敗しても積めるように剣舞を採用している。

Aは+1ダイアースでH振りダイマックスロトムを確定。残りHP。

 


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ブラッキー@後攻の尻尾 精神力

202(252)-x-↓ 178↑(252)-80-151(4)-70(個体値0)

黒い眼差し/バークアウト/のろい/眠る

 

単体性能よりもTODできる範囲を広げるためバクア+のろい。後攻眠るでHP合計数で勝つためにH201ブラッキーは甘え。202以外有り得ません。叩かれてもなるべく下取れるようSは落とし得。カビゴンにしてないのは少しでもケアされないのと、重いエルフーンにもある程度対抗出来るためです。

型として、眼差し眠るは確定枠。@2を色々試していたが、今回は全てのドヒドイデに勝てる型を優先したため、この構成になりました。

渦潮ヌオーには勝てないが、ヌオーはそもそも型破りドリュで破壊できると考え、霧を持っている不快ポケモンを許さない型にしました。候補としては、全ヌオーに勝てる嘘泣き悪波orバクア、最低限の単体性能を保つのろいしっぺなど。

初手に投げてTOD狙いが失敗してもドラパルトのための起点作りが出来る時があるのでバクアはとても偉かった。

 


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メタモン@拘りスカーフ かわりもの

155(252)-x-x-x-x-x

とても単体性能が低いブラッキーやセキタンザンで起点にされて負け、を阻止する、積みエースを牽制する為に採用。

 

 


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セキタンザン@フィラ 蒸気機関

217(252)-100-141(4)-100-156↑(252)-45↓

鬼火/ロクブラ/ほのおのうず/火炎放射

 

見せポケ枠No1。ナットアーマーガアに強く、受け構築にはドヒドヌオーを誘ってブラッキーTOD出来る、かつHPが高い。が採用理由。キッスに後出しから勝てるタイプなのでリザやキッスも牽制出来てたらいいなあと思っていた。

 

・基本選出

オーロンゲドラパルトドリュウズ

壁+バトン+ドリュウズで対面よりの構築は破壊していた。8割がこの選出

 

ブラッキードラパルト(オーロンゲ)ドリュウズ

TOD狙えそうだけど狙えそうなポケモンがでなければドリュウズで勝てそうな時。

 

セキタンザンドリュウズブラッキー

VS受けループ。受け6体だとTODで勝ちなのでとても有難いがそんなに見なかった。

 

・最後に

長々とここまで書いてきましたが、結局何が言いたかったのかと言うと、TODにも色々あるということです。

初手から相手の一体をハメる

三体で15分かけて相手の一体を倒す

前者に関しては、通せん坊や黒い眼差しを覚えるポケモンが著しく減ってしまったため、レパートリーがもう出尽くしてしまっている感がありますが後者はまだ開拓の余地があるのではないかと思いました。

受け構築を使うのが苦手なので、このようなよく分からない構築になってしまいましたが、上手い人が綺麗にまとめてくれると嬉しいです。

 

TODはクソ、これめちゃくちゃ分かるんですけどTODし続けて良かった点があるならそれは自分のTOD勝ちにいち早く気づけるようになった点と、残り時間を見て残り何ターンかがだいたい分かるようになったことです。

 

 

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。

何かご指摘や質問等あれば@koikingulv100まで。