【Eclipseはい 2nd・最終2位】グラゼルネジュペッタ
みなさんこんにちは。
UGSの仲間大会でずっといろんなポケモンを試していてあまりしっくりくるものがなかったんですが、今回の9月8日(土)に開催された仲間大会、Eclipseはい 2ndでは12ー1で最終1640までいけたので構築の紹介をしたいと思います。
パーティーがコチラです。
~構築経緯~
全国ダブルのオフの構築で変わったメガシンカ使いたいなあ→ジュペッタをSDで回してみよう→ガエンの猫をサイチェンで透かせるのがあまり生かせないなあ→ゼルネアスが横にいたら強そう→これGSでは
という流れでジュペッタ+ゼルネからスタート、ジュペッタといえば道連れトリルが出来たのもあってグラードンが入り、スイッチにするはずだったが何度か回してるうちにトリルが消え、どちらかと言えば追い風構築よりに仕上がった。
~個体解説~
グラードン@べにいろのたま 勇敢 日照り→終わりの大地
207(252)-201(100)-160-x-130(156)-85(個体値0) (ゲンシカイキ前)
207(252)-234(100)-180-x-130(156)-85(個体値0) (ゲンシカイキ後)
断崖の剣/炎のパンチ/身代り/守る
HD:控えめゲンシグラードンの大地確定耐え
S:最遅
A:残り
最遅にしてたのはトリルに強い構築ではなかったのでトリル下でもワンチャン上取れると思い、あらかじめ身代りをはっておけば同速負けてもまだワンチャンあると思い採用した。実際追い風下で100族ぬけて、レックウザにはもともと打点がないので抜く必要はないと考えていたが、スカーフテテフやメガメタグロスの上を取れてないため窮屈な試合展開を強いられることがあったので意地で良いと感じた。
ゼルネアス@パワフルハーブ 臆病 フェアリーオーラ
223(172)-x-115-162(84)-118-166(252)
S:最速
C:残り
相手のゼルネアスにもそこまで強い構築ではないためミラー意識の最速を使用。そのため鉢巻きガリョウ耐えは実現出来ないため最低限の耐久だけ振って残りは火力にまわした。特筆することがないくらい強い。
ジュペッタ@メガストーン 慎重 お見通し→悪戯心
171(252)-185-113(140)-x-129(116)-95
サイドチェンジ/挑発or影打ち/鬼火/道連れ
HD:控えめC特化ゼルネの+2オーラマジシャを最高乱数切りで耐え
控えめC特化ゲンシカイオーガの根源を確定耐え
上記のゲンシカイオーガの潮吹きで確定1
HB:A補正特化ゲンシグラードンの晴れ炎のパンチを確定耐え
今回の構築の出発点。
A165という種族値を持っていながら今回の仲間大会では、SDでは影打ちにしていたのを挑発に変更してしまったために無駄にしてしまったがゼルネにも打たず、トリラーはメンハなどをお見通ししたためほとんど打たなかったので影打ちで良かった。そもそもこの枠はゼルネを対策してきたクロバットやメガゲンガーに黒い霧を打たせないためだったが襷クロバットもメガゲンガーも影打ち+ジオコン後のムンフォでとれるので挑発に変更するメリットがあまり感じることもなく、ガエンの吠えるくらいにしかささらなかった。
対トリル、追い風その他でサイチェンや鬼火や道連れでターンを稼いでから殴るというプランで選出することが多く、かなりの試合で仕事をしてくれた。
対オーガ絡みでグラードン+ジュペッタ並びで裏から投げられたとき、コチラは道連れ+守るで潮吹きでジュペッタを倒してもらい、道連れで処理すると残りの相手の裏がゼルネ処理(鋼ポケなど)+ガエン+コケコなど、グラードンが突破不可能になる試合もそこそこあり、そこで1:1交換出来るのは強かった。実際根源打たれてたらオーガは取れてないが、グラードンを早急に処理しなきゃいけない構築ほど根源外しをケアして潮吹きを打ってくるので理にはかなっていると主張したい。
メガ前のお見通しもとても強力でルナアーラが変な半減きのみやスカーフを持ってないことを確認してからサザンで処理したり、対レックも襷でも鉢巻きでも鬼火から入ることが多いがそれでも型をある程度把握できるところも偉い。
悪戯心について、変化技の優先度が+1されるというのはわかっていてもサイドチェンジの優先度が3であることが頭から抜けてる人も多く、ガエンの猫で盤面を整えようとしてくる相手にサイチェン+ジオコンでアドをとったり、レックウザの神速をサイドチェンジで透かしたり、もあったのでちゃんと把握してほしい。
カポエラー@脱出ボタン 意地っ張り 威嚇
157(252)-138(84)-131(124)-x-136(44)-91(4)
HB:A特化ゲンシグラードンの-1ダブルダメ断崖を最高乱数切りで2耐え
HD:C特化ゲンシカイオーガの雨ダブルダメ根源を確定耐え
上記のカイオーガの雨熱湯も確定耐え
A:余り
ゼルネのサポート枠兼威嚇枠。ガオガエンにしてないのはワイドガードとガエンに安定して削りを入れられる点に着目した。フェイントを打つ機会があまりなかったため手助けにしてもよいかもしれない。
カプ・コケコ@フェアリーZ 臆病 エレキメイカー
145-x-106(4)-147(252)-95-200(252)
10万ボルト/マジカルシャイン/守る/エレキネット
補完枠1。全体的に足りないSを補いつつS操作もかろうじて使え、Zでレックや相手のコケコを処理することも可能。(オーラマジシャZならコケコは乱数じゃないので合法と主張したい)フィールド書き換えや、催眠対策など、選出率は一番低かったもののいるだけで多少の安心感があった。
サザンドラ@アクZ 臆病 浮遊
167-x-110-177(252)-111(4)-165(252)
悪の波動/流星群/追い風/守る
補完枠2。といいつつルナアーラ入りにたいして主に出していた。またグラカイからメインウェポンは半減以下で一応受けられるため困ったときは裏から投げてS操作だけして死んでいったこともあったが、初手からS操作したいときなどジュペッタorカポエラー+サザンの追い風展開からスタートすることもしばしば。Zにしないとルナアーラが落ちないので持ち物は確定。2Zになっているがコケコと同時選出することはほとんど無いのでそこは問題なかった。ただ火力が微妙に足りない、サザンドラZ(威力190タイプ悪)がほしい。
~使用感・感想など~
グラゼルネミラー、オーガレック、トリルグラカイ、ルナオーガ、ルナゼルネ、など幅広くいろんな構築と当たったが、絶対に無理~という構築はあまりないような感じがした(まだ当たってないだけかもしれないが)ジュペッタがトリル、サイチェン、道連れ、挑発、鬼火…と相手からすると何を打ってくるのかわからないため最初は比較的保守的な動きをしがちなので初手からサイチェンなり道連れなりで残数有利を取ったり出来るとそのまま勝ちに直結する形になった。強い人と当たったときも、最後までサイチェンを含めいろいろな択を押しつけて択を通して勝ったのもあるので自分から択を押しつけに行けるのも偉いなあと感じた。グラードンもゼルネアスもパワーが高く、補完枠からもZで高火力を出せたりもするのでメガ枠がジュペッタのようなサポートに回っても思ったより戦えるんだなあといった気持ちにもなった。
結果のスクショ↓
~最後に~
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ジュペッタというポケモン、なかなか面白い動きが出来るので良かったら試してみてください。
余談ですが、9月18日に雨宮天さんの写真集 10 looksが発売されます。そして発売記念サイン会が10月28日に行われるので是非興味のある方は宜しくお願いします。
その他質問や指摘などありましたら@koikingulv100までお願いします。