【SPLオフ WCSベスト8 メガヘルガー】
みなさんこんにちは。
先日行われたSPLオフでメガヘルガー軸のPTを使用したところ、なんと
・予選 5-2 2位抜け
・決勝トーナメント 3落ち ベスト8
を達成することが出来たので、記事を書こうと思います。
使用した構築がコチラです。
~はじめに~
Q何故メガヘルガーを使おうと思ったのですか?
Aこうなったからです。
この4体に絞ったのは単にグロスに強そうな駒であまり使用されないことが多いのでこの選択肢に絞った。
~構築までの経緯~
まず、メガヘルガーのスペックは悪くなく、構築を組むに当たってそこまで悩むことはないかなあと考えていたが、メガヘルガーを入れるには主に2パターンがあると考えた。1つめは補完としての採用であり、たとえばエルテラに組み込むことで、エルフーンが風吹かせて叩けなくてもヘルガーが上から叩く動きも出来、エルフーン+ヘルガーの並びも想定され、いわばリザYがヘルガーに変わった感じである。2つめは軸としての採用である。晴れ+サンパワーの火力はすさまじく、リザYよりも高い指数で攻撃が可能になる。始めは前者で考えていたが、試行錯誤したもののうまく試合展開が運べず、従来のリザYとの差別化があまり生かせてない気がして後者に変更した。
そこで晴れ要因を探していたが、エルフーンでは晴らす動きが目に見えていて、また自身が置物になる盤面を作りたくなかったので、別の駒を探していた結果、初動で追い風などを打たせる動きをされにくく、サイドチェンジや采配による自身のパワーのなさを補えるZサイドチェンジヤレユータンに着目し取り巻きを考えていった。
~個体紹介~
カプ・テテフ@拘りスカーフ サイコメイカー
臆病 145-x↓-96(4)-182(252)-135-161(252)↑
サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/目覚めるパワー氷
ヘルガーの一番の障害になるASスカーフランドなんかをワンパンできるめざ氷を採用してみたがほぼ使うことがなかったのでサイコショックや気合い玉でも良かったかもしれない。サンパワーで場持ち悪いヘルガーを猫から守り、晴れターンや追い風ターンを守るであまりつぶしたく無かったのでPF要因としても重宝された。コケコマンダ等にも強くでれるのでそこそこ活躍してくれた。
ヘルガー@ヘルガナイト もらい火→サンパワー
臆病 メガ前:151(4)-x↓-70-162(252)-100-161(252)↑
メガ後:151(4)-x↓-110-192(252)-110-183(252)↑
火炎放射/守る/熱風/ソーラービーム
今回の構築の軸。晴れ下で動かすに当たって放射と熱風は打ち分けたくて両採用。
レヒレやトドンへの遂行技としてソラビ。悪波はとくに欲しい場面がなく、ただめざ岩なんかがあるとリザYをワンパン出来たが汎用性にかけたため不採用だったが今回のオフでリザYを全然見なかったためそこまで支障はなかったがガオガエンが重かった。
カミツルギ@気合いの襷 ビーストブースト
陽気 135(4)-233(252)-151-x↓-51-161(252)↑
リーフブレード/追い風/見切り/聖なる剣
カプ・レヒレ+ガオガエンがきつかったため、ごまかしがきく駒かつS操作役としての採用。行動保証が欲しかったので襷。最後負けた試合ではレヒレ+ガエンで選出しようと思ったものの、マンダにビビって出せなかったらマンダ選択されてなかったので非常に悔しかった。実は選出するときはだいたいカプ・テテフかカミツルギかで悩む場面がしばしば見られた。
ランドロス@突撃チョッキ 威嚇
意地っ張り 195(244)-198(116)↑-111(4)-x↓-101(4)-129(140)
地震/岩雪崩/はたき落とす/とんぼ返り
昔使ってた速くないチョッキランドだが配分の意図は忘れた。
威嚇枠でもあり、耐久に信用できないヤレユータンの耐久ラインをあげる目的もあった。ガオガエンが増えてもこいつがPGLランキング1位から陥落することはない。
オニシズクモ@さざなみのおこう (ヌシ推奨) 水泡
冷静 143-91(4)-144(252)-112(252)↑-152-42(最遅)↓
今回の初見殺し枠。テレパシーヤレユータンとの波乗りとの相性がよく、水技に関しては火力おばけだった。このポケモンを採用した理由はリザYなどの炎耐性がありつつもソラビなどで弱点を突かれない、のでブルルバクーダ等にもごまかしがきく。ヤレユータンのサイドチェンジを見て全体技を打ってきたところにヤレユータンを延命させるためにワイドガードを会わせられる点も評価ポイントだった。ヌシだと体重がとても重くなり、フリーフォールで持ち上げられなくなるので蹴手繰りや草むすびの火力が上がってもこちらの方がアドバンテージが大きいのではないだろうか。
さざなみのおこうの理由はしんぴのしずくが何故か無かったため。
アクアブレイクをAに振ってないため威嚇なしでランドロスに耐えられることがあるためそこの確定数をずらすために採用された。
ちなみにさざなみのおこうとうしおのおこうの違いをちゃんと知ってますか??
うしおのおこうはルリリを産む際に必要になるのはある程度有名な話だが、
さざなみのおこうはタマンタを産む際に必要になるということもしっかりと覚えておきましょう。
臆病 197(252)-x↓-101(4)-110-130-123(252)↑
サイドチェンジ/采配/サイコキネシス/日本晴れ
今回の地雷枠。最速ヤレユータンのここがすごい!
①準則ルンパッパやラグラージ+1になるためZサイドチェンジでSを2段階あげたあと上から日本晴れが押せる
②こご風などを食らってもS+1なら自分の裏から出てきた最速メガヘルガー+1になるため上から日本晴れが押せる
③トリックルームを警戒してくるので初手から追い風などのS操作をされにくく、アドバンテージをとりやすい
④テレパシーなので味方の波乗りや地震でダメージをS246から采配と合わせて削りを入れられる。
オニシズクモと晴れの相性は良くないが、同時選出したときは、初手ユータン+オニシズクミでヘルガーの弊害となる炎枠や岩枠を雑に削りながら、オニシズクモが倒れるころを見計らって日本晴れを打つようにしていた。
またカプ・テテフのPFとあわせるとC無振りでもサイキネが相手がおもってる以上の削りを入れられてそこのシナジーも良かった。
~反省~
グロスに強いメガ枠を採用したはずなのに予選でグロス入りにだけ負けたのでランドロスの処理をもう少し明確にすべきだった。それでもBO1であれば初見殺し性能の高さが今回の結果を生み出してくれたのであともう少し、時間があればより深い考察が出来ていたと思うので直前ではなく余裕を持って考察にあたるべきでした。
~最後に~
次に参加するWCS2018ルールのオフは31日(土)に開催される板橋で行なわれるオフなのでBO3の構築を考えていきたいと同時に、ダブル勢の皆さんは是非参加出来たらしていきましょう!ということでINCにも向けていろいろと調整も頑張っていきたい所存。
ここまで読んでくれた皆さん、またSPLオフの運営の方々、また対戦してくださった皆様やTwitterでアンケートに投票してくれた皆様、本当にありがとうございました!
その他なにかご指摘や質問がありましたらTwitterアカウント @koikingulv100 までよろしくお願いします。
以下QRレンタルチームです。
P.S. 今期No1アニメ、宇宙よりも遠い場所も残すところ2話まで来てしまいましたが、まだ見てない人は是非見てください!!!!!とてもいい話なのでオススメです!!!