【SMシングル1937】アローララッタ入り中速トリパ

はい。前回のクソ記事に続いてシーズン3の中盤に使用していたアローララッタ入りの構築を紹介したいと思います。

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7世代で解禁された悪ノーマルという新しい組み合わせのポケモン
普通のラッタより耐久が上がり、Sが下がった感じの種族値となっている。
特性のはりきりによりA実数値は振り切ると202までのぼる。
 
~長所~
  • 悪タイプによるイカサマが半減
  • はりきりで火力を上げてるのでそもそもイカサマにはりきり補正がかからない
  • 剣舞+Zの瞬間火力
  • 不利対面や交代読みでの蜻蛉
  • 一致先制技である不意打ちによる縛り
などがあげられます。
 
~短所~
  • 耐久が怪しい
  • Sが中途半端
  • 技を2割で外す
  • タイプに耐性があまりない
  • ブサイク
こんなところでしょうか。
今回PTを組む上で一番のポイントとなったのは、ラッタをどう動かすかという点です。
耐久も半端でSも半端なので安定したプレイングが得られないので非常に立ち回りに苦労しました。いろいろ取り巻きを変えて試運転しましたが、遅いPTに対しては強気でいける反面、早いPTに対しては技の通りがよくても選出がし辛い(それは当然)ということを実感したので、そこで出た結論こそが、トリックルームだったのです。
 
【個体解説】
  • ラッタ(アローラの姿)

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@ノーマルZ 意地っ張り はりきり

173(180)-135(252)-99(68)-x-101(4)-98(4)

 剣の舞/不意打ち/捨て身タックル/とんぼ返り

今回の軸であり出発点。HBは+2一致イカサマを最高乱数切りで2耐え。B>D。

HPはゴツメダメ最小。こいつの剣舞Zすてみがどれくらいかというと特化ポリ2が80%で落ちる。ドサイドンのZ岩石砲に負ける程度の火力。とにかくミミッキュに対し縛られすぎて辛かった。さすがKP1位だけはある。

 

  • ゲンガー

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@ゲンガナイト 臆病 呪われボディ→影踏み

メガ前:167(252)-x-81(4)-150-95-178(252)

メガ後:167(252)-x-101(4)-190-115-200(252)

トリックルーム/道連れ/滅びの歌/守る

初手で1:1交換を持って行く駒。トリル→道連れで持って行くか、ラッキーのような耐久ポケは滅びで持って行く。ゴーリ入りや分身バシャがいるときは初手投げせずに温存して滅びで勝ちに行ったりもした。

 

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@オボンの実 図太い 飛び出すなかみ

162(252)-x-200(252)-x-151(4)-x

自己再生/痛み分け/どくどく/カウンター

ゲンガーに続き、強制1:1交換を持って行く駒その2。天然だとおもわれがちなので痛み分け連打orどくどく再生で1:1交換を持って行く。クチートなどがいる相手に主に出していった。

 

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@拘りスカーフ 陽気 型破り

185-187(252)-81(4)-x-85-154(252)

地震/アイヘ/雪崩/つのドリル

ラッタが死ぬほど辛いミミッキュの牽制&裏選出。コンセプトであるトリルすら通せない時に、ゲンガーナマコドリュの並びでズルをする。1:1交換を2回決められたら最後は怯み殺すかドリルで轢き殺せば勝ち(は?)実際はナマコが呼ぶコケコのボルチェンに合わせて出したりして交代読みドリル連打してたのでこれは犯罪ではない。合法。

 

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@気合いの襷 控えめ すりぬけ

167(252)-x-110-216(252)-111(4)-100

オーバーヒート/シャドーボール/トリックルーム/置き土産

耐久に回してるが不意のZを考慮して襷。すりぬけでポイヒグライやゴーリに圧力をかけられたのでよかったが炎技で受け出したい場面もあったのでもらい火でもよかったかもしれない。トリル要因。ラッタか後述のカグヤにつなぐ。

 

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@イワZ 勇敢 ビーストブースト

203(244)-168(252)-123-129(12)-121-65(非理想)

ヘビーボンバー/地震/ストーンエッジ/火炎放射

ラッタが無理なとき(ミミッキュカミツルギナットレイ、ゲンガー等がいるとき)のトリルエース。カグヤなのは地面の一貫を消せるのと、トリルがバレないかつ最低限の火力を保持してるという条件から採用。悲しいのはイワZでメガマンダが落ちない。悲しいね。

 

【基本選出】

  1. トリルからの切り返しが決められそうなとき
ゲンガー+シャンデラ+ラッタorテッカグヤ

 

 2. トリルしても勝ちきれないとき

ゲンガー+ナマコブシ+ドリュウズ

 

基本的にこの2パターンでした。立ち回りは、ゲンガーで1:1交換→シャンデラでトリル→裏がラッタなら置き土産→剣舞→1体をZでもう1体を通常で殴って殺す

→裏がテッカグヤならシャドボorオバヒ→カグヤで残りを削ってBB発動→残りも倒す

襷や化けの皮を考慮するとこの流れが簡単に決まるはずは無いんですが、そこでラッタの不意打ちが生きてきました。ラッタで2体倒すといっても片方はZで必中なので1回中1回技を当ててくれればいいので技外し負けもありましたがそこまで目立たなかった印象です。

 

【最後に】

この構築は1800→1937までは一応いけたので記事を公開しました。

20載せるという目標が達成できなくて残念でしたが次にまた活かしたいです。

ラッタを僕よりもうまく使いこなせる方がいると思うので踏み台にでもしていただけたら幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。